ゾウがいた、ワニもいた琵琶湖のほとり

琵琶湖博物館ブックレット 1
ゾウがいた、ワニもいた琵琶湖のほとり

高橋 啓一
A5判 112ページ 並製
ISBN978-4-88325-597-9 C0345
奥付の初版発行年月:2016年08月
書店発売日:2016年08月10日
在庫あり
1500円+税

担当から一言

本年7月、滋賀県琵琶湖博物館が20年ぶりにリニューアルした。現在副館長である著者は、開館以来、生物古生物学の分野で活躍してきたが、博物館の研究の成果をよりわかりやすく広く紹介しようと、リニューアルを機に琵琶湖博物館ブックレットの創刊を主導。人気が集まるゾウやワニの化石をもとに古の琵琶湖周辺の姿を紹介。

内容紹介

360万年前伊賀市にあった古琵琶湖の大山田湖や3万年前の琵琶湖では水辺を巨大なゾウが歩いていた。気候変動とともに移り変わるゾウ達の姿を、化石をもとに紹介。琵琶湖博物館ブックレット創刊号を飾る。

目次

プロローグ

第1章 ミエゾウの時代
01 地層にのこる湖
02 湖にいた生き物たち
03 ミエゾウのいた環境
04 変わってきたミエゾウの名前
05 日本で生まれたミエゾウ
06 誕生期の琵琶湖にいたワニ
07 温帯のサイ

第2章 アケボノゾウの時代
08 工事現場で発見されたゾウ化石
09 ミエゾウからアケボノゾウへ
10 あらたな発掘
11 古琵琶湖発掘隊
12 アケボノゾウのすむ森
13 アケボノゾウといたシカ
14 アケボノゾウの時代の動物たち

第3章 ムカシマンモスゾウの時代
15 消えたシガゾウ
16 トロゴンテリィゾウの放散
17 X線CT装置を使った化石研究

第4章 トウヨウゾウの時代
18 龍骨の発見
19 日本で進化したトウヨウゾウ
20 堅田のサイの足跡
21 巨大なマチカネワニ

第5章 ナウマンゾウの時代
22 芹川のゾウ化石群
23 ナウマンゾウ化石の年代を調べる
24 ナウマンゾウの絶滅
25 繰り返す気候変動と絶滅する大型獣

エピローグ ゾウやワニが消えた琵琶湖

   

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