続 滋賀の子どものたからばこ

続 滋賀の子どものたからばこ

滋賀県児童図書研究会 編
A5横変 204ページ 並製
ISBN978-4-88325-555-9 C8095
奥付の初版発行年月:2015年03月
書店発売日:2015年03月01日
在庫あり
1400円+税

内容紹介

『桃太郎』や『一寸法師』のお話をみなさんは知っていますよね。むかしから伝えられてきた民話を、子どもたちが読みやすい本にしようとお伽噺としてまとめた巌谷小波さんは、水口の人なのです。今回も人々の知恵や工夫が受け継がれてきたお話を「たからばこ」に詰めました。どれも本当のお話で、現在も物や暮らしなどを見ることができます。

目次

「甲賀忍者屋敷」たんけん 西堀 たみ子
いのちの水「カバタ」の暮らし 村田 はるみ
瀬田の唐橋 近藤 きく江
彦根鳶 北村 恵美子
山岡孫吉さんの思いをつないだ
ディーゼルエンジン 田中 純子
ぼくらの野洲川ものがたり 上田 英津子
伊吹のもぐさ 藤谷 礼子
ほねやさん 平松 成美
あしあとは宝物? 今関 信子
ビワマス 一円 重紀
空飛ぶカメラマン ほんだ まん
木之本のお地蔵さん 鈴木 幸子
巌谷小波 樋口 てい子

解説
参考文献・ご協力いただいた方々
挿絵をかいた人たち・執筆者紹介

前書きなど

この本を読むみなさんへ

この本の名前を見て下さい。
『続 滋賀の子どものたからばこ』となっているでしょう。
この本は『滋賀の子どものたからばこ』の続きの本なのです。
『滋賀の子どものたからばこ』をみなさんのところに届けたとき、
「ぼくの町の話はあるかな」
「わたしの市はどんな話がのっているかしら」
 そう思って、本を開いたお友だちがいました。

 あなたはどうでしたか。
 あなたの住んでいるところのお話が、ありましたか。

 自分の住んでいるところのお話がなくて、がっかりしたお友だちがいたそうです。
 「みんなに喜んでもらいたいわねえ」
 「宝物はもうないのかしら」
 それで、まわりを見回しますと、ありました。いっぱいありました。
 人だったり、場所だったり、できごとだったり、食べ物だったり。
 昔のことだったり、今のことだったり。

 そんなわけで、『続 滋賀の子どものたからばこ』を作ることにしました。
 こんどはあなたの町、あなたの市のお話が、のっているかもしれませんよ。
 どのお話も、ほんとうのことばかりです。

 この本を手にとっているあなた。
 あなたのそばに、宝物がかくれていませんか。
 みつけたら、聞かせてくださいね。
 いっしょにお話が作れたら、いいですね。
 あなたの見つけた宝物、どんな宝物かなあ。どきどきします。

          滋賀県児童図書研究会会長 今関信子

 この本と仲良しの『滋賀の子どものたからばこ』を、もう一度読んでくれたらうれしいです。

   

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