江戸城を極める

江戸城を極める

加藤 理文
173×115 64ページ 並製
ISBN978-4-88325-539-9 C0021
奥付の初版発行年月:2014年08月
書店発売日:2014年08月10日
在庫あり
800円+税

内容紹介

家康、秀忠、家光の三代将軍によって日本最大の面積を有する「将軍の城」となった江戸城。現在の皇居だけでなく山手線の内側の大部分がかつての城跡であったため、実は現在の街並みのなかにも城跡を見つけることができる。江戸の町に遺された軍事的施設を中心に紹介。

前書きなど

あとがき
 江戸城は、日本最大の面積を占める城であったことがお解りいただけましたか。現在の皇居周辺だけが江戸城だと思っていた人も多いのではないでしょうか。皇居周辺は江戸城の中枢部が置かれた内郭であって、その外側に広大な外郭が営まれていました。都心のど真ん中に残る「虎ノ門」とか「赤坂門」、わずかに城の面影を残すだけですが、ここも立派な江戸城の一部だったのです。見附という地名が残っていますが、これは外郭の城門の総称でした。気をつけて見ると、ビルの谷間の間に石垣が残されていたり、石碑が建てられていたりします。江戸城は、今も都市の下に眠っています。
 市ヶ谷付近の釣り堀や、グランドがまさか江戸城の外堀だったとは思ってもみなかったのではではないでしょうか。ホテルニューオータニの前に残る池も外堀です。首都高速道路下にも、外堀が残り、あちこちに石垣が散見されます。2020年に再び東京でオリンピックが開催されます。これから、数多くの工事が行われることでしょう。首都高も見直されるかもしれません。その時は、ぜひ江戸城の外堀を復活してほしいものです。高速道路下にある堀や門を見るのはさみしい限りです。江戸で行われるオリンピックに合わせ、江戸城が少しでも整備されることを期待しています。
「極める」シリーズは、これで5冊になりました。さて次回は、どこの城を極めることになるのでしょうか、乞うご期待!
2014年 FIFAワールドカップでの活躍を願う六月吉日

著者プロフィール

加藤 理文(カトウ マサフミ)

1958年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業、博士(文学)。静岡県教育委員会を経て、現在袋井市立周南中学校教諭。
主な著作 『静岡の山城ベスト50を歩く』(編著)サンライズ出版 2009年
『静岡の城―研究成果が解き明かす城の県史』 サンライズ出版 2011年
『織豊権力と城郭―瓦と石垣の考古学』高志書院 2012年


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所属シリーズ・ジャンル

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