近江城郭探訪

近江城郭探訪 合戦の舞台を歩く

滋賀県教育委員会 編
B5 220ページ 並製
ISBN978-4-88325-310-4(4-88325-310-4) C0021
奥付の初版発行年月:2006年10月
書店発売日:2006年10月01日
品切(絶版)
1800円+税

内容紹介

天下統一に戦国武将が奔走した歴史の舞台を案内する体感ガイド。姉川の合戦、賤ケ岳の合戦、元亀争乱など戦の舞台、安土城、彦根城、小谷城、観音寺城などの城跡、18のコースを設定し、コース図には距離、時間を付している。

目次

前口上
1章 京を扼した三城
     大津城、膳所城、瀬田城
2章 元亀争乱を歩く-大津市北西部の城-
     宇佐山城、壺笠山城、延暦寺
3章 元亀争乱を歩く-高島平野の城-
     田屋城、伊井城、清水山城、田中城、打下城
4章 街道の要-御茶屋御殿-
     水口城、永原御殿、伊庭御殿、柏原御殿跡
5章 境目の城-戦国近江の南北国境地帯-
     鎌刃城、太尾山城、佐和山城
6章 乱世を生きた江北の雄‐京極氏の足跡-
     京極家墓所、弥高寺、上平寺城、京極氏館
7章 姉川の合戦を歩く
     横山城、大原観音寺、梶原砦、北平砦、板南砦、総山砦、龍ケ鼻砦、岡山、合戦史跡、三田村城跡、長比城
8章 小谷城攻防戦を歩く
     丁野山城、中島城、小谷城、虎御前山城、御屋敷、三田村屋敷、大野木屋敷、山本山城
9章 賤ケ岳の合戦を歩く
     賤ケ岳城、東野山城、田上山城、別所山砦、行市山砦、玄蕃尾城、
10章 天下布武 —安土、信長の城と町—
     沙沙貴神社、浄厳院、下街道、湧水地、木村城、常浜公園、安土城考古博物館、信長の館、安土城、セミナリヨ跡
11章 赤鬼の城・彦根城-井伊家の城と城下町-
     彦根城、善利組足軽組屋敷、鈴木屋敷長屋門
12章 甲賀武士団の城-甲賀五十三家の居城跡群-
     棚田城、和田城、高嶺城、山岡城、毛牧北城、多喜南城、大原城、上野城、木内城、油日城、櫟野大原城、滝川城、北上野城、竹中城、倉治城、服部城、新宮城、村雨城、寺前城、望月城、野尻城他
13章 法難の城-焼き討ちにあった城塞化寺院-
     百済寺、金剛輪寺、西明寺、勝楽寺城、敏満寺城
14章 守護大名の権威とその最後-近江源氏・六角氏-
     観音寺城、沙沙貴神社
15章 信長湖上ネットワーク-「陸の道」と「湖上の道」-
     長浜城、大溝城、坂本城、芦浦観音寺
16章 豊臣の城と城下町-豊臣秀次と八幡山城-
     八幡山城、村雲御所、日牟礼八幡宮、水郷
17章 蒲生氏の城-日野町に残る城館群-
     鎌掛城、音羽城、中野城、鳥居平城、長寸城、佐久良城
18章 信長、再起を期す-朽木氏とその周辺-
     野尻坂砦、西山城、朽木城、秀隣寺庭園、岩神館、旧興聖寺跡

城郭用語の基礎知識
滋賀県の博物館・資料館

   

1件のコメント


  1. 滋賀県に今でも残る戦国時代の城跡に、実際に歩いて訪れることを想定した詳細な地図つきで、大変興味深いです。(欲を言いますと、地図があちこちに散らばっているため、詳細地図をおり込み形式の一枚ものにしていただけると、よりフィールドワークがしやすいと思います。)
    12章 甲賀武士団の城-甲賀五十三家の居城跡群- では、甲賀に残る数多い城郭が紹介されていますが、柏木三家・北山九家付近の城郭については紹介されておらず、残念です。
    宅地造成や道路拡張などによって失われつつあるこれらの文化遺産を、今のうちに明らかにしておくことはできないものでしょうか。
    『近江城郭探訪 2』の発刊を待っています。(調査取材の折には、ぜひ参加したいので、一言声をかけてくださいね!)

    コメント by 水野さゆり — 2011年6月8日 @ 4:09 PM

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