ヤマト王権と渡来人

ヤマト王権と渡来人

大橋 信弥 編, 花田 勝広 編
菊 352ページ 並製
ISBN978-4-88325-274-9(4-88325-274-4) C3021
奥付の初版発行年月:2005年05月
在庫あり
4500円+税

内容紹介

古代国家成立に関与した渡来人の役割を様々な角度から論じた一冊。2003年に日本考古学協会滋賀大会でのシンポジウムの発表を元に書き下ろしたもので、考古学と文献史学の立場から総合して捉えている。

目次

総論
 ・古墳時代の畿内渡来人        花田 勝広

第1章 近畿の渡来人の受容
 ・大和の渡来人              青柳 泰介
 ・河内湖周辺の韓式系土器と渡来人 田中 清美
 ・六・七世紀における近江の渡来文化
   —大津北郊の横穴式石室・
     副葬品・建物を中心として—  吉水 眞彦
 ・山城の渡来人
   —秦氏の場合を中心に—     丸川 義広
 ・播磨における大陸との交流     富山 直人
 ・紀伊の渡来人
   —横穴式石室からみた
     渡来人の動向—         黒石 哲夫

第2章 渡来人と生産
 ・渡来人と手工業生産の展開
   —陶邑窯を中心として—       植野 浩三
 ・吉備の渡来人と鉄生産         亀田 修一 
 ・近江の渡来人と鉄生産         藤居  朗
 ・近江の渡来系氏族と古代寺院    小笠原好彦

第3章 史料からみた渡来人
 ・古代史からみた渡来人
   —令制前の渡来人をめぐって—  田中 史生
 ・大和政権と渡来氏族の形成      大橋 信弥

 付録 古代近江渡来人名集成    大橋 信弥

   

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