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「あの子はたあれ」の童謡詩人
夕住 凛
| 判型 | B6 240ページ 並製 |
|---|---|
| ISBN | 978-4-88325-181-0 |
| 刊行年月日 | 2015年10月31日 |
| 書店発売日 | 2015年10月31日 |
| 本体価格 | 1,800円+税 |
| 税込価格 | 1,980円 |
内容紹介
ただ懐かしいだけではない。子どもの頃に知らず知らず口ずさんでいた歌には、自然や人に対する押し付けではない感謝の念があった。
理屈ではなく、花や月を見て、ただきれいと思う心――。あるがままの自然が、ありふれた風景が、私たちに語りかけるものとは?
近江商人の町に生まれ、奉公と奉国を経験したふるさと詩人が、慌ただしく生きる現代人に残したメッセージを読み解く刻心の一冊。(初期詩篇を含む作品収録)
目次
まえがき
評伝 葉もれ陽の頃
第一章 ふるさとは商人のまち
少年の原風景/日野商人の町で/母のまなざし/文学への目覚め/父の死
第二章 ふるさとを遠くはなれて
お店行き/群馬へ/お風呂とハーモニカ/妹の死/手ほどき
第三章 ふるさとの想いはるかに
レコード童謡/ふとんの中/戦争と童謡/ちんから峠
第四章 ふるさとへの帰還
召集令状/戦地にて/大空襲のなかで/ユーチャンとミーチャン
第五章 ふるさと発「童謡」の輪
自分の道/ふるさとにありて/ひたむきに/望郷の歌/童謡の心
細川雄太郎 童謡詩集 あの子はたあれ
収録作品一覧
初期作品/奉公時代から戦中まで/戦後から『葉もれ陽』以前/『葉もれ陽』以後/ふるさとの歌
あとがき
評伝 葉もれ陽の頃
第一章 ふるさとは商人のまち
少年の原風景/日野商人の町で/母のまなざし/文学への目覚め/父の死
第二章 ふるさとを遠くはなれて
お店行き/群馬へ/お風呂とハーモニカ/妹の死/手ほどき
第三章 ふるさとの想いはるかに
レコード童謡/ふとんの中/戦争と童謡/ちんから峠
第四章 ふるさとへの帰還
召集令状/戦地にて/大空襲のなかで/ユーチャンとミーチャン
第五章 ふるさと発「童謡」の輪
自分の道/ふるさとにありて/ひたむきに/望郷の歌/童謡の心
細川雄太郎 童謡詩集 あの子はたあれ
収録作品一覧
初期作品/奉公時代から戦中まで/戦後から『葉もれ陽』以前/『葉もれ陽』以後/ふるさとの歌
あとがき
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前書きなど
本文より 「ちんからホイ!」 平成十九年(二〇〇七)に公開された映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険』で使われる魔法の呪文である。これは二三年前(一九八四)に封切られた映画のリメイク版であるが、ドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」を使って現実世界から切り替わった魔法の世界で、この呪文が何度も登場する。 さて、「ちんからホイ」という言葉は、童謡「ちんから峠」の詩の一節だというのをご存知だろうか。 この童謡は、滋賀県日野町出身の細川雄(ゆう)太郎(たろう)が作詞した。彼が二四歳、太平洋戦争が始まる二年前に奉公先の群馬で書いた作品である。 戦後になって、昭和二三、四年頃にリバイバルヒットした。当時一〇歳だった人は現在八〇歳になろうとしている。ドラえもんの「ちんからホイ」は知っていても、細川の「ちんから峠」や「あの子はたあれ」(だあれではなく、たあれ)を知る人は少なくなっている。 童謡詩人・細川雄太郎は千編を超える童謡作品を残したといわれる。ふるさとの静かな町の片隅で、仕事の傍ら季刊の詩謡誌『葉もれ陽』を発行し、たくさんの童謡愛好者を育てた。
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著者プロフィール
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