淡海文庫 9
近江の城 城が語る湖国の戦国史
中井 均
B6判 200ページ 並製
ISBN978-4-88325-114-8(4-88325-114-4) C0021
奥付の初版発行年月:1997年10月
在庫あり
B6判 200ページ 並製
ISBN978-4-88325-114-8(4-88325-114-4) C0021
奥付の初版発行年月:1997年10月
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滋賀県には、1300にのぼる中世城館跡が残されている。それらの城跡の構造や分析から、古文書では知ることのできなかった戦国史を読み解く、待望の書。
この本は、出てわりとすぐに買ったのですが、チョット読んで片づけてしまい、10年近く押入れの中で眠っていました。買った当時は、著者が何を言いたいのか、城とは何かという事が理解できなかったのだと思います。
でも何年か振りに押入れから取り出して読んでみたら、「これは良い本だ!」という感じがして、それ以来何度も何度も読みました。きっと読まずに片づけていた間に(城以外の事も含めて)様々な経験をして、自然と理解度が上がったのでしょう。今では城や城跡を巡る際のいちばんの教科書として愛読しています。
彦根城内の特設の売店などに行くと、今でも書物コーナーの中心的な位置に飾られていますネ。時代を越えた良い本だと皆が思っている証拠ではないでしょうか。
コメント by 北近江人 — 2013年4月2日 @ 5:36 PM