[ロケ期間]2005年8月26日~9月16日、22~29日(約20日間)

 大河ドラマは近江が多く舞台になっているだけでなく、ロケ撮影も滋賀県で行われました。
第1次ロケでは長浜市内のホテルを本拠に、8割ほどが県内で撮られています。

(協力:滋賀ロケーションオフィス

鴨川河口
【高島市安曇川町横江浜】

第1話「桶狭間」

♯千代が生まれ育った村

 もともと鴨川河口の荒地だったところに、約8ヶ月をかけ撮影用の水田が造成され、地元の古代米保存会の皆さんが苗を手植えした。農民役の地元エキストラが、テープに吹き込んだ田植え歌の練習を重ねて撮影にのぞんだ。


兵主大社
【野洲市五条】

第1話「桶狭間」
♯信長が戦勝祈願した熱田神宮

 熱田神宮(愛知県名古屋市)に見立てての撮影。桶狭間合戦の当日、戦勝祈願をすませた信長が境内に集めた大軍勢に声を張るシーン。エキストラの武者たちをCG合成で数十倍に膨れあがらせた。写真は合成前のもの。


畜産技術振興センター
【日野町山本】

第3話「運命の再会」
♯千代が馬に乗って初登場

 草原に立つ大きな木が印象的。千代役の仲間由紀恵さんのクランクイン初日で、現場の雰囲気も一気に明るくなった。リアルタイムでロケ映像を公開するイベントや、仲間さんと一豊役の上川隆也さんに対するマスコミ取材会も行われた。


野洲川河川敷
【甲賀市甲賀町岩室】

第2話「決別の河」
♯幼少の千代が尾張から美濃へ
第3話「運命の再会」
♯一豊と千代の再会
♯墨俣一夜城築城 など

 野洲川を尾張(愛知県)と美濃(岐阜県)の境にある木曽川に見立てての撮影。


百済寺

【東近江市百済寺町】

第11話「仏法の敵」
♯信長による叡山焼き討ち など

 比叡山延暦寺(大津市)に見立てての撮影。いくつかのシーンが撮影されたが、中でも印象的なのは叡山焼き討ちのシーン。百済寺参道をつかって、信長軍と陣僧との壮絶な戦いが繰り広げられた。


県内某所
【?】

第1話「桶狭間」
♯桶狭間合戦

 8月、炎天下の県内某所にて総勢100名以上のエキストラが熱演。CG合成も交えて、今川義元率いる2万5000人の大軍と、信長の主力軍2000人の激戦が描かれた。

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