2007年 1月 11日

日本の駅百選鳥居本駅

* シダ式
* 社員のブログ

2007年 1月 11日
日本の駅百選鳥居本駅

滋賀県米原から甲賀市貴生川まで約60キロを結ぶ近江鉄道という私鉄が、琵琶湖の東、湖東平野を走る。
わがサンライズ出版は、この近江鉄道鳥居本駅の真前。この駅は無人駅ではあるが、昭和6年当時の建物が今に残り、日本の駅百選に選ばれ、鉄道マニアのみならず、多くの人から愛されている。

昨年の春頃、社内からの提案で毎週1回、駅舎を掃除するようになった。ご近所の方がゴミ袋を置いてくださったり、近江鉄道も分煙化を進めてくださったり、次第に美しく利用されるようになったのは嬉しい。

そして昨年末には駅舎近くにパーク&ライドを目的とした駐車場が完成。これで真夏の草との戦いが終焉。新年に少しだけ、「せっかくなので、周辺に花を植えたいのですが」とお願いしたところ早速に担当者の方の現場確認が行われた。何とか整備をしてくださるようだ。

鳥居本宿へお越しくださる方を気持ちよく迎えることができそうで、今から楽しみである。お聞き届けいただいたことに感謝感謝。

2007年 1月 10日

ひこにゃん絵本と彦根歴史散歩

発刊が相次ぐと毎日の新聞に期待が膨らむ。
今朝は『彦根歴史散歩』が京都新聞に掲載、さらには朝日新聞ではひこにゃん絵本がカラーで大きく載った。新聞に掲載されたからといってジャンジャン電話が掛かるというわけではないが、それでも効果は大きく嬉しいことだ。ありがとうございます。

広告が充分にうてない例祭出版社としては報道記者の皆様へのこまめな資料提供と暖かいご支援に支えられている。まだまだ連続するだけによろしくお願いします。

2006年 12月 31日

迎春のしつらえ

新年を迎える装いに欠かせない「葉牡丹」がこのところめっきり小さくなった。住宅事情やガーデニングブームによるものであろうが、土用の播種から何度も植え替えながら害虫の被害にも腐心しながら育てていくようなことは稀である。
我が家の玄関先にも、小さな葉牡丹の寄植えを飾り、少しアクセサリーなどをあしらえた。

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年々、華々しいしつらえが少なくなるが、社屋の玄関には社員のKさんお手製のモダンな注連飾りが新年らしさをかもし出してくれている。

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傍には、わが社の救世主にならんとするひこにゃんが元気に居並ぶ。
いい年になることを願いつつ、新年を静かに待つことにしよう。

2006年 12月 28日

明日発売 ひこにゃん絵本

待望されていたひこにゃん絵本「ひこねの よいにゃんこの おはなし」は、1月の全国発売の予定ではあるが、特別に彦根市内では本日から発売。

25日の彦根市内限定発行の近江同盟紙が先鞭をつけてくださったことで各社取材が相次いでいる。
本日は中日新聞が「明日発売」と大きく掲載、年末印刷所が込んでいることもあってか、カラーでなかったのは残念だが、いいスタートとなった。

彦根市のレッド計画の一翼にもなろう、赤い表紙が可愛くできあがった。クリスマスには間に合わなかったものの、どうぞお年玉にいかがでしょう。

2006年 12月 21日

彦根歴史散歩発売

11月発売予定が大変遅れたものの 彦根歴史散歩がようやく完成。
深い城下町の歴史を刻む城下町彦根の本格的なガイドブックとなり、興奮気味。

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NPO法人彦根景観フォーラムのみなさんが、原稿執筆いただいた成果でもある。

彦根城ができるまでの彦根山には、信仰を集めた観音様がおられた。そして彦根城築城前には、三成の居城としていられる佐和山城が勇姿を誇っていた。そして300年、城下町彦根の繁栄の時代が続く、そして明治、・・・・だめだめこれ以上は本を読んでください。

過去から未来をつむぐというサブタイトルどおり、歴史に学びながら現在の町を確認し新たな展望を考えようとする景観フォーラムの皆さんの熱意が伝わってくる。
地元出版社ならではの視点で、城下町の新しい発見が満載。
今月末には書店に出る予定。
今少しお待ちください。
そして予習のうえ、400年祭には是非彦根>においでください。

12月22日中日新聞で報道されました

2006年 12月 15日

ひこねのよいにゃんこのおはなし

今朝の滋賀県の新聞は一斉に、「ひこにゃんが彦根城をすすはらい」の記事が写真と共に掲載。ひとめ其姿を見ようと大阪からわざわざやって来た人もいる。昨日は彦根城天守周辺はヘリコプターが飛び交い、報道陣や見物の人でごった返したそうだ。

大人気のひこにゃん絵本がいよいよ1月の完成。明日から予約注文を受付が始まる。12月27日まで絵本を予約すると特製のオリジナルシールのプレゼントがある。

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「待ってたのよ」という嬉しい声がかかり、どうやら絵本にも人気が集まりそう。作者の初の絵本、どんな展開になるかあと少しお待ちください。

2006年 12月 9日

乾憲雄さんおめでとうございます

淡海文庫①『淡海の芭蕉句碑』の著者の乾憲雄さんが、中日社会功労賞を受賞され、今朝の新聞にはにこやかな乾先生の受賞談話が掲載されていた。
やさしいお話しには定評があり、先生が主宰される歴史散歩はいつも盛況である。それがなんと300回以上も継続開催されていたという。
こよなく芭蕉さんを愛し、自坊を芭蕉さんの寺と自認されるほどのほれ込みようである。
平成3年、滋賀県人会発行の「全滋蓮」という機関紙の創刊と同時に乾先生にご執筆いただいた「淡海の芭蕉句碑を歩く」が、芭蕉没後300年の年、淡海文庫の創刊を飾っていただいた。

先生の熱心なご推挙と乾先生のファンの温かいご指示で、淡海文庫の存在が世間に知れるところとなり、おかげさまでシリーズ36号まで発行が続いている。
ますますお元気で楽しいお話をお聞かせいただきたいものである。

2006年 11月 16日

浅見素石さんを偲んで

本年5月にお亡くなりになった浅見素石さんを偲ぶ会が催された。
「葬式は不用」「戒名もいらない」「納骨をしないで散骨して欲しい」ただし「残した作品の展覧会だけは開催してもらいたい」というご遺志によって、「びわこ疏水とさざなみの会」の皆さんのご尽力で15日から23日まで、大津市歴史博物館で「浅見素石遺作展」が開催されている。
昨日夕刻にはNHKですでに遺作展の様子が伝わり、今朝の朝刊にも報道されていた。

博学、博識な方で、物欲は少なく、探求心が旺盛、そしてこよなくお酒を楽しまれた浅見先生にふさわしく和やかな「偲ぶ会」であった。昨年には、びわ疏水とさざなみの会の設立20周年を記念して発行された『よもやまばなし琵琶湖疏水』が最後の著作となった。

すでに当時腰痛に悩まされおられたが、とにかく話を始めるととめどなくお続けになる方だけに、出版までの間の期間、先生のお話を伺うことができる多くの時間をいただいたことを心から嬉しく感謝している次第である。

以前に『近江の玩具』でも大変お世話になったが、10数年前に取材に伺ったことが始めての御出会いである。大津市が北緯35度線上にあることから35度線上の都市を訪問しようという企画がもとあがっていた当時である。そして淡海文庫が誕生したときでもあった。「淡海文庫」生みの親のお一人である池内順一郎さんがこの時の取材に同行されていた。つい先日のように思える野田が池内先生も彼岸の人、ちちのようなやさしさと厳しさでご教示いただいた方を失ったことの寂しさと同時に、過ぎ去った時間を懐かし区感じたものである。

言葉に表しようのない画然かつ稜々とした浅見先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2006年 10月 16日

紅白の芙蓉

咲き始めが遅れ、気をもんでいたが、気温が低くなったこと、日差しが柔らかなことが影響したのか、今年の酔芙蓉は、長い時間楽しむことができる。
夕刻には、赤く染まるのが、朝になってから赤くなり、毎日紅白の2種の芙蓉のコントラストが美しい。
しかし、毎日2日酔いをしているようで、少々気が引けそうな感じもするのではあるが。

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2006年 10月 12日

本当の近江商人

視察研修の同窓会お集まりの余興として「近江商人」の話をせよとのことで長浜に出かけた。
少人数のお集まりだったので、テーブルを囲んで、和やかであったが、開口一番「みかたよしさん」といわれてしまった。
「三方よし」はまだまだ定着していないらしく、「さんぽうよし」と読んでもらえないことは多い。

さらに続けて「近江商人といえば西武の堤氏がそうなんだね」またまたパンチ攻撃が続く。
すぐさま「いいえ、近江のご出身ですが」と言葉をさえぎってしまった。

お客様に対して自尊心を傷つけた態度であったことを反省はしたが、そのままではすまなかった。そしてすぐさま本題に入り、近江商人の経営理念が今見直されていることを話した。

琵琶湖が滋賀県にあることの認識が薄いと同じぐらい、まだまだ近江商人に対する認識は浸透していない。当然ながら「三方よし」の経営理念は言うに及ばない。
こうした現状を打破したい思いから出版したのが、まもなく、発売となる『近江商人ものしり帖』である。

わかりやすく、親切な構成、さらにはお手軽な価格設定にしたので是非多くの方に読んででもらいたいと願うばかりである。

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