2005年 12月 4日

家鴨あひるさんが中日新聞に出たよ

<今朝の中日新聞「トーク近江」でインタビュー記事が載りました。
『近江の酒蔵』を手に写真入りです。
最近、酒屋さんに行くと、焼酎コーナーが幅をきかせていて、
日本酒コーナーは隅に追いやられてます。

こだわりの酒蔵がこんなに滋賀県にあるということを
取材してくださった家鴨あひるさん、ありがとうございました。

ところで、先週NHKの610で「びぃめ~る」の紹介があったのですか?
昨日「びぃめ~る」の設置場所を男性が聞いてこられました。

「なんでウチに?」と思ったら、NHKさんがサンライズの電話を伝えられたとのこと?!

できるだけお問合せにお応えする姿勢の私は、「びぃめーる」のホームページを
見て、最寄りの設置場所をご連絡いたしました。

「おじさん、ついでに本屋さんへ行って、本も買ってくださいね!」

2005年 11月 28日

出版記念講演会

11月27日、「戦国の女たちと和菓子の宴」を長浜の曳山博物館で
開催しましたのでその模様をご報告します。

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最初は『近江の和菓子』の著者・井上由理子さんが執筆とともに、
各地で講演されている白拍子の語りと舞を披露していただきました。
今回の演題は「静御前」。静まった会場はまさに幽玄の世界でした。

次は、11年前に淡海文庫2『近江百人一首を歩く』を書いてくださった
畑裕子さんが、今回出版の『近江戦国の女たち』のなかで取り上げられた
18名の女性のなかから、数名についてのご講演

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2回の休憩時間は、本のサイン会とともに、和菓子とお茶でご接待。

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秋の風情を会場にも…と御菓子のセッティングは
社長が一手に引き受けてくれました。
とりどりの御菓子に場内は和気藹々。御菓子を
召し上がりながら、食談義に花が咲いていたようです。

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こちらは、御菓子の名前とお店、そして本に掲載されている
ページを紙に書いた展示用。

煎茶、ほうじ茶に、2回目の休憩時間にはこぶ茶のご接待。
皆さん、何度もおかわりしてくださったので、きっとご満足
いただけたことでしょう。

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最後は、井上由理子さんの『近江の和菓子』のご講演。
街道土産、寺社のご神撰、そして餅文化のお宮さまのあることなど、
近江に纏わる和菓子の世界を語っていただきました。

今回のイベントで和菓子をご協賛いただきました各店の皆さま、
本当にありがとうございました。

2005年 11月 16日

西野麻知子さんお疲れさまでした

今日、琵琶湖・環境科学センターの西野麻知子さんから

『内湖からのメッセージ』の最終校正を受け取りました。
春が夏になり、そして秋も過ぎて、ようやく12月に出来上がる予定です。

最終までチェックが入ったのは、内湖の形と位置。
戦前・戦後に干拓されて姿が変わった旧内湖の名前と形をきちんと
入れようと話あったものの、結構大変な作業でした。

内湖からのメッセージ

専門的な本なので、初歩的なチェック以外は、西野さんに捻り鉢巻
(してたかどうかは知らないけれど)でしていただきました。

「いつ、発行ですか?」というお問合せや予約もあり、これから修正、
最終チェックをして、12月中旬発行です。

2005年 11月 8日

また社名を間違えられた

サンライズの本の約三分の一は地方小出版流通センターから
全国の書店へ配本されています。
そしてこの会社の社長は川上さんと言います。
ところでこの川上さん、どうも「サンライズ」という名前を覚えて
くれないのですよね。

先日も新刊『よもやまばなし琵琶湖疏水』を全国書店に新刊ニュースとして
紹介してくださったのはうれしかったのですが、またまた「サンブライト社」と
書かれていました。

数年前、『きてみて五個荘』を出したときもそうでしたね。

サンブライトさんはサンライズが商業出版を始める数年前まで、
滋賀県と京都の本を作っていた版元で、川上さんはこの両社を
知っているのですが、ついつい名前を間違えてしまうようです。

でも、もうサンライズも10年以上続いているのだから、そろそろ
覚えてくださいね。

2005年 10月 30日

出来上がった本、きっと見てくださいね

過去に2度、本の話題に書いた友人のお父さんのご本。
今日カバー装丁をご覧いただき、校了となりました。

でも、23日に入院されたとき、
「はーちゃん、もう長くないわ」
とつぶやかれました。

そして昨日から投薬も自ら断られたとのこと。

「あかん!ちゃんと出来上がった本みてもらわんと」

もう少しでできあがりますから、それまで待っていてくださいね。
きっとですよ。

10月28日、ブログに下書きしたままにしていた記事が上記です。
今朝(30日)、奥様から昨夜亡くなられたとのお電話をいただきました。

『鰧(おこぜ)のつぶやき』

28日にカバーを巻いた束見本を見ていた先生は、
すでに友人・生史と半分語り合っていたような……。
でも、先生が描かれたオコゼの絵を表紙に配したものを
ジッと見つめ、「これで出来た」といわれた先生。
発行日のことを確認したら、
半分意識朦朧としたなか、「生史の30年祭と一緒に配ろうか」
と言われた先生。

「葬式に配る本を作ろうと思っている」と8月にお伺いしていたときに先生は
言っておられましたね。お葬式に間にあわなくてごめんなさい。

病室を後にするとき握手して、
「また、来ますね」といったのに、
「素晴らしい施設だ」と話しておられた
彦根市立病院の緩和ケア病棟には
もうお伺いできないのですね。

本作りをお手伝いする者にとって、ご本人に出来上がった本を
手にしていただけないことは、とても辛いのです。

2005年 10月 8日

戦国浪漫のゆうべ

朝からあいにくの雨で、今日は車の後ろに本を並べて
売るしかないかと思いつつ、役場の高橋さんに電話しようと
思ったら、向こうから電話があり、「ジョイ・伊吹」で開催とのこと。
一部プログラム変更があったものの、講演会は開催されました。

お城関係のイベントに何度か行くと結構お馴染みの顔ぶれに
出会います。「顔は知ってても名前は知らんのや」と言ってた
番場のおじちゃん、実は私もおじちゃんの経歴や家族構成は
聞いたけど、肝心のお名前存じないのです。

だから、こういう時は、既刊本は結構持っている方が多くて
新刊を半メインとして持っていきますが、今回一番目の
お客さまは『近江 山の文化史』をお買い上げ。やはり最新刊は強い。
そして「田中吉政」も強かったです。

『秀吉を支えた武将 田中吉政』は「近江の城郭」の管理人の野暮さん曰く、
「光成ファンなら誰でも知ってる」

本当ですね。「びわこ物語」の管理人田附さんは、長歴の展覧会に
三回も行ったそうです。彼女のことは、前々から姉に
聞いてたのですが、お出会いしたのは初めてでした。
なんと「佐和山城研究会」という名刺をいただきました。

今年は屋内だったせいか、売上もまずまずでした。

2005年 9月 20日

田中吉政人気

申し訳ありません、長浜城歴史博物館の太田浩司さん。
「田中吉政って誰?マイナーな人みたい」と言ってたのは、この私です。

発売前から、この本を待っておられた人あり、企画展の当日には
開館時間前から並んでいた人ありでございました。

『秀吉を支えた武将 田中吉政』は関東人気なのでしょうか?
オンラインショップからの注文が入っています。

近江八幡市民にも伝えたいと、営業のTさんは
八幡堀の白雲館へも置いてきました。

そうそう、先週の青年経営者大会は近江商人系一色でしたが、
田中吉政ファンもおられ、お買上げいただきました。

2005年 8月 26日

「ぼんさん」と「ぼんさん」

9月の中旬に『近江の酒蔵』を発行します。担当はY君なので、詳しくは知らない。
でも発行前に宣伝するのが私のお仕事と、本日Y君が午後、半日休暇をとったので、
組版担当のK子さんに校正紙を見せてもらった。

あー、まだ真っ赤だね。おやおや原稿差し替えもある。ちょっと心配。
目次、奥付もまだだし、どう書こうかな?と考えているうちに、
小さい頃唄った唄を思い出した。

「ぼんさんぼんさんどこ行くのー」という、あれで
詳しくはトラックバックの記事を見てもらえばよいのですが、
これを書き終えて、「えっ、ぼんさんといえば……」
年末か来年に出す本のことを思い出した。

そうです。「ぼんさんが屁をこいた」というけったいな名前の本。
またまた、タイトルは変わるかもしれないけど、これはれっきとした
お坊さんの本なのです。

で、また『近江の酒蔵』の校正紙をペラペラと見てたら、
「あっ、ぼんさんの名前載ってる!」

へーっ、あのお坊さん「大治郎」(お酒の銘柄)の名付け親で、ラベルも
書いておられたのだ。

2005年 8月 25日

本のタイトル

結構もめるのです。最初からタイトルが決まっているものより、
進行途中で会議をして決めるということが結構多くなりました。

でも、ギリギリになって変更ということもあり、今日もそうでした。
「えっ、僕まだ聞いてませんよ。この前決めたのに決定と違ったん?」
「あれー、もうオンラインショップにタイトル載せたよー」

でも、これはサンライズだけではなく、他の版元もそうみたいで、
「これほん」(これから出る本)をみていると、時折タイトル変更のお知らせが
掲載されています。

「うーん、もう少しゴロが悪いのちゃうか?」
「ナカグロ(・)を入れようか?」

さあて、どうしましょ。今日はまだ近刊案内に入れないでおこうっと。

2005年 7月 30日

2005年 7月 30日

ジャグラの作品展で今年も3つの賞をもらえることになりました。

そのうちの2つが市販している『12歳から学ぶ滋賀県の歴史』『図説・安土城を掘る』『安土城・信長の夢』のセット受賞で、いずれも日本グラフィックサービス工業会会長賞です。

うれしいことに、賞をもらった本がいずれも売れ行き好調本。賞と売れ行きは反比例というケースもありだから、今回は特にうれしい限りです。

賞としては3番目に位置する全国中小企業団体中央会会長賞の『五個荘町』は町制50周年記念の本で、旧五個荘町に全戸配布されたものです。
この本の制作担当者Fさんは五個荘町の出身で、それだけに気を入れて作ってくれました。
また、実家でひとつ自慢できることが増えてよかったね。

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