2006年 6月 22日

Leafに『近江の酒蔵』が掲載

京都で若い女性をターゲットにしている月刊誌「Leaf」。
8月号は「のんびり休日滋賀」が特集だそうで、本の紹介コーナーで
『近江の酒蔵』が掲載されました。

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著者の家鴨あひるさんと「夏という日本酒にとっては端境期に宣伝してもらえるのはありがたいね」
と話してましたが、今年の梅雨は夜意外と
涼しいので、まず一杯のビールではなく、冷酒です。

滋賀県の酒蔵さんって、そんなに大きな蔵ではないけど、結構こだわりを
持っておられるのです。
以前も京都の割烹屋さんでオリジナル日本酒というのがあり、「蔵元は?」と
聞くと、湖西の蔵元さんだった。

ちなみに今夜は藤居本家の「吟吹雪」。
“辛口しゃん”でキリッとひきしまりました。

2006年 6月 22日

図書目録2006

今年入社したAちゃんの最初の仕事が「図書目録」の編集で、
先輩社員を前にプレゼンもしました。
あれやこれやと先輩社員は言いたいこと言ってましたが、
よくがんばってくれました。

これまでに直接当社にご注文を受けたお客様や著者の方々へ
週末にはお届けできる予定です。

Aちゃん担当のブログにも「図書目録2006完成」として記事掲載しています。

そうだね、来週から忙しくなるわね。

2006年 6月 18日

復刊した『近江鈴鹿の鉱山の歴史』のこと

<95年に発行した『近江鈴鹿の鉱山の歴史』をようやく新版として
復刊したところ、早速オンラインショップに注文がきていました。
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この本は発行部数もわずかだったのですが、国立科学博物館のショップでも置いてもらっていたことから、すぐ売り切れになってしまった本です。一年に何人かの方からお問合せもあったのですが、とても地味な本ゆえ、なかなか再版にふみきれませんでした。

しかし、この本は他に類似本が出ていません。それとともに著者の中島伸夫さんはとにかくフィールドワーク第一で、鈴鹿の鉱山跡を丹念に歩かれ、そし ていろんな資料を調べあげてまとめられたという一冊です。かつて鈴鹿に鉱山があったということなど知らない世代が多くなった時期に、そのことを伝えた本を
「滋賀県内の図書館にはあると思います」という返事だけしていてはだめだとも思ったのです。そして、
捜し求めている人がいるからこそ、本を作り伝えていくという使命を担っているのが出版の仕事だとも思いました。

幸い、版下(当時はデータではありませんでした)を残しておりましたので、中島さんにそのことを伝えると、すぐさまその後、新たにみつかった資料のことなどを追記として書いていただきました。

現在、日本では鉱物のほとんどを輸入に頼っているのだとおもいますが、それまでは山奥の狭い道をそれこそ人力で鉱石を掘って運んだという歴史を伝える好書です。

2006年 6月 9日

滋賀県レッドデータブックの記事

今日、毎日新聞と京都新聞の滋賀県版に『滋賀県で大切にすべき野生生物』の記事が載った。
でも、三重や愛知県からも問い合わせがある。
お昼にもう一度新聞を読み直したら、中日新聞は9面・社会面に出ていた。

今回プレスは滋賀県の方で、資料提供だけだったそうなので、発行がサンライズという文字が入っていない新聞もあるが、滋賀県に問い合わせ、探し当ててきてくださっているのだろうか?
どうも、申し訳ありません。

2006年 6月 8日

絵はがきの時代

先日、旧知(と言っても少しだけお話した程度)の方からお電話をいただき、月曜日にお出会いした。打ち合わせの前にと先週の金曜日、最近出たばかりのその方の著書『絵はがきの時代』を持って新幹線に乗ったのだが、300頁の本がスルスルと読めて、それでいてしっかりと調べ上げられていて、とてもおもしろかった。

「へんな人」というフレーズは、私にとっては決して変な意味ではなく、「興味ある人」「おもしろそうな人」
「注目すべき人」という意味合いを含んでいる。日高先生のお弟子さんと聞いていたが、とにかく私は「へんな人」という印象があり、時折気にしていたのだが、まずもってHPでは、いきなり「あなたの前には何が見えますか」というような訪問者をテストするような仕掛けがあったりすれば(今はなくなったのかな)、カエルさんが出てきたりする。

それでいて、研究紀要『人間文化』の院生の論文はジェスチャーがどうのこうのという、一般人には難解なものが書かれていたりして、実は本当に「へんな人」だった。

でも、『絵はがきの時代』と月曜日のお話で納得。
一枚の絵はがきを見て、「あー懐かしい」とか「へーっこんな景色だったの」で終わるだけではなく、その一枚のはがきから何が読み取れるかということ、その広がりを次々と調べて読み解いていくことを、コレクションしている彦根の絵はがきを使って1冊の本にまとめたいというお話だった。
単に並べて「懐かしいでしょ」だけでは、どこにでもあるし、それだけでは広がりがない。この本をテキストとして、読者が懐かしむだけでなく、その一枚の絵はがき、写真からなにを読み取り、そして現在の風景と比較していくという、その楽しみ方を書いていこうということになった。

カエル、もとい帰る前に「今度出す本のこと、アナウンスしてもよいですか?」と聞かれた。
「もちろん、前宣伝はいいことですよね」と言ったら、早速今日の中日新聞に記事が載っていた。

年末発行ですよね、細馬宏通先生
夏休みの宿題、楽しみにお待ちしています。

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ところで、ライブドアパブリッシングで昨秋出された『一九一九』はもう幻冬社で文庫本になったのですか?凄いですね。

2006年 6月 6日

ブログタイトルのコツ

昨夜「ほんつな」のサンライズブログに「腐る本と腐らない本」というタイトルをつけました。
そうしたら、すぐトラバがありました。「ある編集者の気になるノート」です。

実は私も気にしておりました、ある編集者さんを……。

そういえば半年ほど前、「発行と発売の違い」というタイトルで書いたときも、
「出版業界ニュースリンク」でトラバされました。

如何に読者を惹きつけるタイトルをつけるべきか。
何でも同じですが、できれば完結明瞭がよいようですね。

本の内容はすごく良くて、結構出足好調の『滋賀県で大切にすべき野生生物』私は昨日思わず「滋賀県で大切ないきもの」と言ってしまいました。

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ご注文の折り、言いにくかったら『滋賀県レッドデータブック』でも通りますのでよろしく。

2006年 6月 6日

ブログタイトルのコツ

昨夜「ほんつな」のサンライズブログに「腐る本と腐らない本」というタイトルをつけました。
そうしたら、すぐトラバがありました。「ある編集者の気になるノート」です。

実は私も気にしておりました、ある編集者さんを……。

そういえば半年ほど前、「発行と発売の違い」というタイトルで書いたときも、
「出版業界ニュースリンク」でトラバされました。

如何に読者を惹きつけるタイトルをつけるべきか。
何でも同じですが、できれば完結明瞭がよいようですね。

本の内容はすごく良くて、結構出足好調の『滋賀県で大切にすべき野生生物』私は昨日思わず「滋賀県で大切ないきもの」と言ってしまいました。

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ご注文の折り、言いにくかったら『滋賀県レッドデータブック』でも通りますのでよろしく。

2006年 5月 25日

林哲夫さんと井上多喜三郎の本

今日、地方小さんから珍しく『近江の詩人井上多喜三郎』5冊の注文があった。
書肆アクセスでフェアをする分と聞く。
担当のKさんが「林哲夫さんがコメント書いて平積みだそうです」と教えてくれる。

むむっ?
気になって検索したら……
あっやっぱり!!

「書評のメルマガ」2005年2月の「2004年この版元がエライ」というコーナーで
サンライズ出版を選んでくださった方だった。

で、更に検索したら、以前ヒットした
「サンライズ出版はまじめな出版社だが
名前がパチモンみたいで、損してるかな」と書いていたのも、
林哲夫さんの7月8日のホームページだった。

私が生まれるずっと前、昭和の始めからサンライズという屋号で、
初期の頃はサンライズスタヂオという言葉も使っていたため、
何にも気にせず当然のこととして、社名にある種の誇りを持っていた。

だからこのパチモンという言葉には少なからずショックを受けたのである。

でも、もう気にしないことにします。
読みたいと思っていた人に本が届き、そして紹介をしてくださったのですから。
そしてフェアでの選書、ありがとうございます。

2006年 5月 10日

新聞で初めてお出会いしました。

今日の朝日新聞夕刊に、高松塚古発掘関係者」として
森岡秀人さんのことが載っていました。

先日発刊した『弥生の大型建物とその展開』の執筆者の
お一人で、二度ほどお電話でお話したことしかない方でした。

シンポジウム、共同研究の本の場合は編集担当の方との
打ち合わせがほとんどで、お顔を知らない方が多く、
学会大会へ本の販売に行って初めてご挨拶すると
いうことも、よくあります。

新聞には写真も出ていましたから、お顔確認いたしました。
どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。

2006年 5月 9日

本を大切に扱う人

以前、好きな本は大切に書棚に入れて、
読むのは文庫本という友人がいました。
文庫本がなければ同じ本を2冊買うそうです。

へーっと思っていたけど、もう一人近くにそんな人が
おられ、今日ちょっとそのことを聞きました。

まず買うときは平積みのなかから、
状態のよいものを選んで買う。
好きな本は2冊買って、1冊は書棚に保存用として置き、
読むのはもう1冊買う。
初版本は必ず残しておく。

こういう人がいっぱいおられると、
版元は本当にありがたいのです。

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