2019年 3月 06日

3/30(土)、宗安寺で野田浩子著『朝鮮通信使と彦根 記録に残る井伊家のおもてなし』発刊記念講演会

 
「朝鮮通信使に関する記録」がユネスコの「世界の記憶」に登録されました。野洲と彦根を結ぶ「朝鮮人街道」は、朝鮮通信使一行が往来した道として彦根市民の誰もが知るところです。
 けれど、「使行録」(朝鮮側の公式の旅行記録)に、くり返し彦根の地に対する称賛の言葉が記されていることは、あまり知られていません。行き届いた“おもてなし”の背景には、徳川将軍家光のブレーンとして朝鮮通信使の成功に向けて尽力した彦根藩主・井伊直孝による、こと細かな指示がありました。
 本講座では、初紹介の史料などを駆使して上記の経緯をまとめた新刊『朝鮮通信使と彦根 記録に残る井伊家のおもてなし』の著者で元彦根城博物館学芸員の野田浩子さんと、朝鮮通信使の宿泊所であった宗安寺の竹内眞道住職のお二人を講師に迎え、彦根における日朝交流の具体像をお話しいただきます。

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