2007年 1月 21日

現代の三方よしとは?

NPO法人三方よし研究所の1月例会は新年会もかねて、メンバーの徳島さんが大奮闘の「黒釜」で開催。特別に設立当初からのメンバーである高橋卓也さんの講話があった。
愛媛県生まれ、蒲生家の最後の領地で生まれ、その後、中江藤樹先生が赴任した大洲に移られ、そして、カナダでは、秦荘出身の権並さんや遊学中の末永國紀先生とお知り合いになったという経歴をお持ちで、現在は県立大学に勤務されている。

ご自身でもなぜか近江のご縁があると話されていたが、権並清さんの名前が出て驚いた。カナダと日本の架け橋として特に滋賀からカナダを訪れる人に親切な方で、以前、寄稿いただいたこともある。
人のご縁とは、不思議なものだ。

この高橋先生、ご専門は環境経済学、本日は森林認証という聞きなれない言葉をお聞きしたが高橋さんの研究テーマであるという。県立大学にこられて、森林林業分野の方とのお付き合いがふえたそうで、滋賀県の森林審議会委員でもある。

三方よし研究所でインターンシップ的な教育や研究はどうかとの提言があった。まさしくこの会設立の理念である。設立後、地域での近江商人啓発には力を入れているが、当初の目的達成には、大きな労力がいる。どうにも片手間ではできない問題ではあるのだが。

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

最近の記事

カテゴリー

ページの上部へ