2008年 7月 25日

東京で見るおこない

先週、自費出版フェスティバルのために上京。折角だからと、京橋のINAXギャラリーでの「おこない」展に立ち寄る。
展示には長浜城歴史博物館、高月歴史民俗資料館の収蔵品が多く展示され、壁面を彩るパネル写真は「DADA」編集長の杉原正樹さんの撮影がほとんど、彼の眼が素晴らしい。

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なんども見ているはずの「おこない」にかんする道具や写真が、ここではなんともお洒落に見える。いつもは、湖国の風俗には「べた酒とふなずしが一番」と思いながらこうした風習を見ていたのだが、おっと、このときばかりはワインに手が出そうな感じになった。展示の方法でこんなにも変わることを実感した次第。
23日には中島誠一長浜城歴史博物館館長の講演があったのだが、同行した太田浩司さんいわく「なんでこんなに人が集まるか不思議」という状況だったらしい。そりゃ、花のお江戸はともかく人が多いのですから仕方ないです。
それにしても、INAXでおこないというこの組み合わせがなんとも面白い。今後全国巡回されるらしいが、どのような反響をあつめるのであろうか楽しみである。

もう一つこの件の話題。制作部のMさんは川道の住人。そして今年はトウヤ。図録には少しだけその勇姿が覗いている。

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