2010年 1月 19日

本が先生

「手前味噌」ではあるが、手作りした味噌は本当に美味しい。
3年前に生協で麹を買って作ったところ、家族に好評だったので、東京にいる妹にも送ってあげた。妹は「恐る恐る食べたら、美味しかった」という感想。これは喜ぶべきか、怒るべきかと少々悩んだ。
去年からは、地元産で賄うべき、麹は花しょうぶ通りの「麹七」さん、大豆は道の駅とか農協で売っている「生産者○○さん」というのを買っている。
16日の土曜日、前日から水に漬けておいた大豆1.5キロを七輪でコトコト炊いたのと、0.5キロは2番目の姉にもらった圧力鍋で炊いて、準備万端。

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大豆を水に漬けている容器は我が家では「べに鉢」と言っているのだが、直径が30センチと36センチ位の陶器製で、実に使いやすい。祖母の代には恐らく味噌も作っていただろうから、たぶんこの「べに鉢」で大豆を水に漬けていたんだろうな?

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そして、味噌作りをしようと思い立ったきっかけが、こちらの餅搗き機。たまたま餅米をもらったので、「餅搗き機が欲しい~!!」と言ったら、母が買ってくれたのだが、取説を読むと、味噌作りレシピが書いていたのだ。

コンビニもない田舎に住んでいて、この歳(昭和28年生まれ)で味噌作りと言えば、ふつうは母親から伝授してもらうのだろうが、残念ながら母は都会育ちのため、そんなことは知らないから、セッセと手作り食品の本を見ながら、作ったのだった。

そうね、聞く人がなくても、本を見ればわかる。
前置きがずいぶん長くなってしまったが、本はそういう意味でとても重要なものなのだ。

ちなみに、『つくってみよう滋賀の味』もずいぶん活用させてもらっている。
最初に作った本2冊が品切れとなったので、2冊の主なレシピを併せて『新装合本 つくってみよう滋賀の味』を先月刊行しました。

あっ、味噌作りレシピは、この本には掲載されていませんのであしからず。

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