2008年 8月 03日

彦根で大切にすべき希少酒場?

以前ブログに書いたことのある、彦根の北村酒店へ、念願?の立ち飲みに行きました。
東京の安くて旨いお店をよく知っているカルロスさんが彦根に帰ってきたと聞き、
「一緒に行こう!」と誘った次第。
夕方6時に彦根駅で落ち合い、歩いて京町通りのお店に入り、
暑かったのでまずは缶ビールの小さいのを1本。

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お店にいた二人のおじさんは常連さんで、仕事帰りに立ち寄るらしいです。
正面に座っているのが、以前特製手提げに一升瓶を2本入れてくれた
北村酒店のお母さん。立ち飲みできる時間は午後7時までで、
一人3合までしか売らないそうです。
ビールもいいけど、やっぱり日本酒ということで、コップに並々と注いで
もらった地酒の「富鶴」もいただきました。

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カルロスさんの巧妙な話を聞いて、隣りのおじさんは
「あんたは医者さんか?」と考えこんでました。

さて、次に行ったのが立花町の「すぎもと」。
このお店は朝鮮人街道沿いにある築200年位であろう
江戸時代後期の建物で、営業をしています。
寿司、丼、麺類などメニューはバラエティで、お客さんも歴代滋賀大学の
学生さんのコンパに使われている他、ミシガン日本センターの
留学生もお客さんで、あるとき、入ったら、外人さんだらけだったこともあります。
この立花町の通りは道路拡幅計画で、近い将来壊されてしまう
危機に遭遇しています。

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「すぎもと」では厨房に置いていた天ぷら(こあゆ)と出し巻きを注文。

さて、もう一軒ということで、オープン以来、宣伝をしないで営業を続けている
ブーズ・バー(ブーズのスペルを忘れたよ、日向マスター、ごめん)へ
行ったところ、あいにく休業。
場所は申しませんが、ショット・バーです。
ずいぶん昔にDUETで紹介したことがあるけど、そのとき
「住所と電話は載せない」というのが条件でした。
で、最後は市場の「大関」へ。
この通りは、昔「びっくりや」「トラジ」「ありらん」などというホルモン屋さんが
並んでいた通りで、現在営業しているのが「大関」さん一軒。
エアコンは置いていましたが、動かないらしく、戸を開け放して、
扇風機の回る店内ではお姉さん二人が汗を拭きながら、
肉を焼いてました。

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ここで、ホルモン注文。きゅうりのキムチもおいしかった。

最近、彦根の小さな町でも、フリーペーパーでいろんな飲食店が
紹介されたり、広告を載せていますが、たぶん今回行ったお店は
そこには載っていないと思います。
訪れたお店のなかには、都市計画で近い将来、店を建て直したり、
移転する可能性のあるところもあるので、これはレッドリストでいう
希少種に匹敵しそうです。

最後に、一人ではなんとなく行きづらかったけど、ご一緒いただいた
カルロスさん、ありがとうございました。

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