2012年 2月 22日

大坂城×熊本城

遅ればせながら、2月12日にジュンク堂大阪店で開催された中井均先生と加藤理文先生のトークセッションの模様です。 
 
 
遠方でははるばる愛知県からお越しいただいた方や、『大阪城今昔』の著者・志村清先生も来られ、驚くやら感謝するやらの内、両先生のトークセッションが始まりました。
お城少年だったときの話から、小さい頃愛読していたお城雑誌に自分が原稿を書くなんて思っていなかったこと、そして今回の「極める」をシリーズ化することになったいきさつやそれぞれのお城の見どころ、一番好きなお城のことなど、お話は次々に展開しました。 
  

最近話題になっている城跡に樹木が茂っていること、特に数十年前から石垣に桜を植えることにより根が張って、石垣が崩れる問題についてもお話がありましたが、考えてみれば、石垣の上にはかつて櫓や塀が巡らされていたということを、私もこの仕事をするまでは全然知らずに、彦根城の麓の学校に通っていたのです。 

 
加藤先生は熊本城の本を作るにあたり、紙面が限られているから膨大な写真からどれを選ぶかが大変だったということ、中井先生は今現存する大坂城は太閤さんではなく、徳川の城跡であるというお話もありました。 
極めるシリーズは、今後二条城・姫路城・名古屋城・金沢城・江戸城をお二人にご執筆いただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 
 
それにしても今回も女性の参加が多く、バレンタインデーの直前ということで、サイン会ではチョコレートのプレゼントもあり、熱気に包まれたトークセッションでした。

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