2006年 8月 08日
デジタル化って大変
創業者が生まれて来年で100年になる。逝去して7年後にようやく
『季節(とき)が流れるお城が見える』という小さな作品集を出版したものの、終生、こよなく孔版画の製作に情熱を燃やしていた岩根豊秀の仕事の全体をまとめたものはなかった。
地方の小さな町で、絵描きになりたかった夢をいつまでも追い続けながら孔版画の独自の世界を作った人であった。図案、コピー、アレンジ、制作そして印刷までも、すべて一人でやり遂げたその作品が多く残る。
社内の新築、増築のたびにその作品たちは肩身の狭い思いを続けていたが、来年の出版を契機に作品の大半をデジタル化することになった。
丁度、仕事が閑散期でもあることから、N君とF君が作品の整理を続けてくれている。
そして本日から撮影が始まり、リスト作りが進む。
情報の多くがデジタル化されていく今、いい機会でもあったのではあるが、数百点に上る作品のデジタル化は容易ではない。今月中にリストアップを予定しているがはたしてどうであろうか。

サンライズ出版
