2005年 8月 22日

ふるさとからの教育論

滋賀大学名誉教授の村田昇さんの『ふるさとからの教育論』出版記念講演会が行われた。

数年前に大病を患われ、80歳の高齢にもかかわらず、矍鑠とした講演は、2時間余にわたった。
多くの教え子に囲まれ、本当に満足そうな村田さんは幸せそのものであった。

研究の成果をまとめて上梓することは、並大抵の苦労ではないが、それだけに、出来上がったときの感動は執筆者にだけに与えられる喜びである。

主催者の予想を覆すぐらいに大勢の参加者をえた講演会場には、滋賀県教育界を支えていただいている先生方の熱気が渦巻いていた。

歴史教科書の選定にもかかわっておられる村田さんは、最後に教育の将来への危惧を話された。本日ご参集の先生方には果たしてどのように受け止めていただいていたことであろうか。

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