2020年 1月 06日

『近江の小倉百人一首』の著者いかいゆり子さんが京都新聞で紹介されました

 
▼万葉歌と近江/現代人にも通じる人間味/訳と解説・いかいゆり子さん(文筆家)
 
……「人間臭い感情を包み隠さず歌っており、平安期の技巧的な歌よりも、現代人の感覚に合う」と魅力を語る。
 額田王が詠んだ相聞歌「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」に注目。かつて夫だった大海人皇子(後の天武天皇)と、その兄で現在の夫である天智天皇との間で揺れた女性の心情が浮かび上がる。
「スキャンダルになるような赤裸々な歌をタブーにせず、堂々と載せているのが万葉集の魅力。それが人々の想像力を刺激する」と指摘する。……(京都新聞2020/01/01)
 

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