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2014年 5月 07日

畑裕子先生、ありがとうございました

 
5月3日、作家の畑裕子先生がお亡くなりになりました。
 
そのお名前には、小社刊行物『近江戦国の女たち』などで
親しんでおられる方も多いかと思います。
 
私(編集部Y)が初めて担当させていただいた小説が
『花々の系譜 浅井三姉妹物語』でした。
己の不勉強を棚に上げ、何度もあれこれ注文を付ける私に、
先生は嫌な顔一つせず応じてくださいました。
 
打ち合わせでご自宅におじゃました際の先生の笑顔や、
ご主人で環境学者の明郎先生との仲睦まじいやりとりが目に浮かんできます。
 
写真は短編小説集『天上の鼓』です。
上記作品のような派手さはないかもしれませんが、
表題作に触れた際の突き刺すような痛みは忘れられません。
 
「みんな、みんな土に還るのよ。あなた方もわたしも」
  
そして、いま私の手元にはあるのは、
最後の著書となった『百歳物語 絶望の大地に咲く花』(素人社刊)。
65歳で逝ってしまわれた先生の祈りの花々を感じ取りたいと思います。

2件のコメント »


  1.  驚きました。信じられません。悲しく、寂しいです。
    先生とは、KEIBUN文化講座で、草津や長浜会場で何回か拝聴しました。
    優しく明快な口調で丁寧なお話で、私語・咳ひとつない受講者の聴き入る会場で
    非常に充実した講座で、先生のお人柄が受講生をひきつけていました。
     個人的には、講座終了後お帰りの電車でご一緒したり、いろいろお話をさせて頂きました。
     2年ほど前グリンピースご飯にと、レシピと一緒に差し上げたら、美味しく出来ましたと大変喜んで頂きました。
     非常に優しく、親切で温かい心の先生でした。寂しいですが、何時か竜王の方にお参りしたいと思います。安らかに休んでください。  マキノ町 から

    コメント by 青木馨 — 2014年5月14日 @ 12:02 PM


  2. 青木馨様
     
    コメントありがとうございます。
    畑先生にはお世話になりっぱなしでした。
    県内外を飛び回られたご講演には、
    私も何度かお供させていただきました。
    いつも素敵な笑顔で、お茶目な一面もお持ちの先生でした。
    グリーンピースのお話からも先生のお人柄が忍ばれますね。
    ほんとうに安らかなることを祈っております。(編集部Y)

    コメント by yajima — 2014年5月14日 @ 1:42 PM

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