2009年 3月 05日

『近江が生んだ知将 石田三成』発刊

大近江展で先行販売した『近江が生んだ知将 石田三成』がようやく完成し昨日発売となった。ご予約のお客様に早速送付し、書店様への配本も昨日完了。まもなく各地書店店頭に並ぶこととなる。長らくお待たせして申し訳ございません。

なんせ太田浩司先生は超多忙。その中でなんとか間に合わせていただいた次第。どうもありがとうございます。彦根城築城400年祭を契機に、地元彦根市の書籍が勢ぞろいしたが、肝心のお膝元佐和山城主の三成本が未完であり、大いに気掛りだっただけに完成はうれしい。

来る21日には太田先生の講演会と佐和山城下町散策を行うが、反響は大きく、城下町散策は定員に達した。しかし講演会にはまだゆとりがあるので、新事実の解説に期待いただける。井伊家が完全抹消したといわれる佐和山城ではあるが、その痕跡がかなり残っているようだ。周辺は、現在、圃場整備が進んでいるので貴重な痕跡がなくなることも考えられる。古代の遺跡が発掘され一方で、なごりの地形がなくなることは残念なことでもある。
城下町近くの六反田遺跡の調査報告会が7日に行われるが、古代から中世にかけて東山道の道筋の現状がなにか見出されるのであろうか。いずれにしても、地元の歴史を知ることは楽しい。

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

最近の記事

カテゴリー

ページの上部へ